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緊急手術を受けたものの手遅れになりエンゼルケアをしてもらい死亡診断書を受け取る

すぐに会社を早退して病院に駆けつけたら母の緊急手術中でした。

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緊急手術を受けることになったからという連絡で

電話で父から突然連絡

父が定年退職をしてから、母と一緒に日本各地を旅行して楽しむようになりました。今まで父は仕事第一の生活をしていたので母は少し寂しそうな様子でしたが、父が家にいるようになったことで、ようやく母と一緒にゆっくりした時間を過ごすことができるようになりました。

そんな仲良さそうな両親は幸せそうで、見ているこっちが安らぐような気持ちになりました。旅行から帰ると、いつもお土産を買ってきてくれて、観光地の魅力を子供である私に楽しそうに語ってくれました。今度は九州へ旅行に行くといって見送った朝、会社に出勤した私は携帯電話で父から突然連絡がありました。普段から働いているときは、私用の電話はできないと家族に話してあったので、緊急連絡かもしれないと嫌な予感がしました。

母は緊急手術を受けることに

電話では父から、母が脳溢血で電車内で倒れて、病院に運ばれたというものでした。緊急手術を受けることになったからという連絡で、私もすぐに会社を早退して病院に駆けつけることにしました。病院では母の緊急手術は続いていて、すでにオペ室に入って4時間がたっていました。いつも威厳のある父ですが、これほど慌てたり憔悴した表情を見るのは初めてで、反対に私の心が落ち着いたので事務的手続きを全て行いました。

緊急手術を受けたものの、残念ながら意識は戻らず、母の死亡が医師から言い渡されました。頭の中が真っ白になったものの、父の様子を見ていると私がしっかりしなければならないことがわかったので、看護師さんにエンゼルケアを行ってもらい、死亡診断書を書いて受け取りました。

病院

母は脳溢血で倒れたものの手術をしたので頭部分に傷がありましたが、看護師さんが目立たないようにしてくださり、さらに死化粧も薄くしてもらうことができました。母の顔色は悪くなかったので、すぐにでも起きて笑いかけてくれるような感じがしました。

死亡診断書を受け取って、市役所で火葬手続きが戸籍関係の手続きをしましたが、葬儀が終わった後も、なかなか母の急死を受け入れることができませんでした。

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